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「長い間ソロでやってんだ。足手まといは要らない。
それより……………
お前が壊した扉はお前が修理代だせよ」
「何でわたしがそんなことしなきゃいけないの?
あなたを捜してあげたんだからあなたが払いなさい。」
「何でストーカーされてるオレが出さなきゃいけないんだよ!?」
「あら。こんな可愛い娘にストーカーされるなんて願ったり叶ったりじゃない」
「いい加減にしろ。
こっちの思惑も考えずギャーギャー騒ぎやがって。
ここで殺してやろうか!?」
ここまでのイライラが出て来てホントに殺人衝動が湧いてきた。
レイアはオレが本気だと悟って無口になった。
そのまま口を開いて罵詈雑言を言うかと思ったが抑止の声は別の方から聞こえた。
「ユウヤ、熱くなりすぎだ。
だがユウヤの言ってることももっともだぜ。
どうする?『碧き森林』団長殿?」
レイアは悩んだ末、答えを出した。
「分かった。
決闘をしましょう。
あなたが勝ったら『碧き森林』がドアの修理代を出すし、何週間かは顔を見せない。
わたしが勝ったらドアの修理代はあなた1人でもって。そしてブルフォレに入ってもらう。」
「分かった。その条件で戦うよ。」
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