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「それは絶対ダメ!!!!!」
いきなり大声を出されたことでテルーはビックリした。
「もしその事話したら、
マップ情報なんて買えず、攻略組がすべてのフロアに押し寄せてモンスター狩りが行われる。
そしたら攻略組しかレベルを上げれなくなる。」
「すごいくらい断言しますね。」
「そりゃ………あ、あそこの洞窟がフロアボスのいる場所。」
「あそこにシラカスミソウがあるのか。フロアボスがいないと良いな」
「いてもオレ1人で倒せるけどね。」
洞窟でもテッカイキンなどのモンスターが出て来たけど狭い道だから難なく倒せた。
そして奥に進んでいって、広い空間に出た。
天井には穴が空いていて空がよく見える。
「ここがフロアボスの間だよ。」
「空がすっごいキレイ。」
「こらこら。何のためにここに来たんだよ」
「あっ、そうでしたそうでした。
シラカスミソウはどこあるんでしょうか?」
オレは何気なくもう一つの穴を指さした。
テルーは走って穴に向かっていき、オレはのんびり歩いた。
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