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『残光のガイア』には追跡スキルと言うものがあるからいくら撒いてもすぐに追いかけられる。
そんな奴から逃げることは出来ないから先に罠を仕掛けておく。
オレが今さっきまで向かっていたのはブルーフォレストを探すためでフロアボスとは一切関係ない。
だが、フロアボスを捜してるって聞いていきなり進路を変える奴はもとの進路の先にフロアボスがいると言っているようなものだ。
しかもオレはゲーム感が鋭いのは有名だから尚更もとの進路にフロアボスがいると考えやすい
そしてリザードロードに遭遇するまでピクリとも動かなかった鉄の扉の前に立って扉に触れた。
扉はいとも簡単に開き、中にいたのは定冠詞の付いたモンスター。
オマケでモンスターが2体いるが無視してもいいだろう。
「《THE HARMFUL LIZARD》(ザ ハームフィル リザード・有害な蜥蜴)か。
今虫の居所が悪いんだ。他の奴が来る前に消えてもらう。」
《クロススラッシュ》でオマケを切り裂き、ハームフィルリザードに向かって走った。
ハームフィルリザードは片手剣スキル《アクアクロススラッシュ》で攻撃してきたが、避けた。
技後硬直を狙って懐に入り込み、《シューティングスラッシュレイ》を連発する。このフロアボスに反撃の隙など与えないように、密に、すばやく、しっかりと斬り続ける。
勝負は簡単についた。
オレはほぼ無傷で、
ハームフィルリザードはポリゴンとなって消えた。
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