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ある日僕は目を覚ました。
何だかここはあったかいな。
でもちょっと狭いかも。
うーん…僕何でここにいるんだっけ?
えーと…あとちょっとで何か思い出せそうなんだけどな。
…だめだぁ!全然思い出せないや。
おっ、この壁プニプニしてる。
蹴っちゃえ!
あはは、楽しいな。
そうだ、僕の名前は幸治って言うんだよ。
なんかね、僕が眠ってたら遠くの方から声が聞こえてきたんだ。
幸治、幸治…ってね。
あ、そろそろ時間みたい。
ここは居心地がいいからもっと居たいんだけどそうも行かないよ。
苦しんでるみたいだしね。
じゃあね。向こうでもよろしくね。
ここにまた1つの命が誕生した。
幸治が初めて見た世界には、笑顔と涙、それに希望が溢れていた。
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