1日目

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「俺のどこが天然?」 犬のような目をする片岡は 佳穂に向けて問いかけてくる すべて。むしろ存在事態。 と、言いたいを我慢して栞の話題に佳穂はさりげなく戻す 「別にそれは、いいから栞を見た場所って下波駅でしょ?」 下波駅。 それは、栞との待ち合わせ場所 佳穂のその問いに、大正解とでも言いたそうに首を激しく上下に振る片岡は まさに犬だ。 「そうそう!良くわかったね! なんで??」 「ちょっと、待ち合わせしてたから、そうかなってね…」 (詳しくは言えないけどね。) 「な~んだ あんな時間に一人で、花壇いじってたから、てっきり食材でも探してるのかと思っちゃったよ」 なわけあるか……って、え? 「いや、今思えば 何かチカチカ光ってる物を埋めてた気もするけど… でも、勘違いだとおも って、えっ💦 どうしたの!?佳穂ちゃん!」
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