1日目

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それから、佳穂は走ってここまできた 最初の佳穂は、風邪だろうと本気で思っていた でも、片岡の話を聞く限り、栞が普通だとは思えない 「この花壇かな?」 片岡が言った、チカチカ光りを出すもの 返信は絶対する主義の栞が、昨日佳穂の送ったメールに返信を返さなかったわけ 佳穂のただの勘に過ぎないかも知れなかったけど 嫌な予感しか、しなかった。 そこにあるもの… それを見ずにはいられない 「……あった。」 佳穂の手にあったのは “携帯電話”それは栞のもの 「なんで?どうして携帯をこんなところに埋めた? いったい昨日の夜、栞に何があった?」 疑問は沢山でる でも、答えなんかを考えるより先に、佳穂は手の中にある携帯をチェックしだした。
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