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昼休み―…
『もしかしたら、登校拒否してるんじゃない?』
『違うわよ、ああいうタイプに限って、ヤバい男と出来てるのよ』
『何それ、ラブコメ的な?
超うける~』
教卓の回りを何人かの女子が集まって、他人をネタにしてキャッキャッと騒いでいる
その輪には、小波もいるわけで、朝佳穂にあんな質問もこんな話題を狙ってのことだろう。
この学校の女子は、大半がこんなのだ
佳穂は、こういうのが昔から嫌いだ、虫酸がはしる
だから、こういうときは必ず違う事をして聞かないようにしているか、栞もこういうのは嫌い派だったので一緒に紛らわしたりした
しかし、今回は栞の話題…
まぎわらせる相手もいなければ、何かしていても意味がなく自然と耳に入ってきてしまう
佳穂は仕方なく、トイレにこもっ
て、話題が変わるころをみはかり戻って来ようと思い席をたった
そのときだった聞き覚えのある
しかし、輪の中にいる人物じゃない声が耳に入ってきたのは
佳穂は自然と立ち上がろうとする腰を止め声の主を目で探した
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