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「コイツの相手は俺が!」
重装備の男は低い声でそう言った。
その手には槍と大きな盾があった。
「アンタ一人じゃ力不足だね!」
そう言って圭太は走っていたことによる助走を生かして、思いっきり踏み込む。
男は圭太に突きを放とうとしたけど…
「遅いよ!」
それよりも早く圭太が大剣を振り、男を吹き飛ばす。
「ガッ!」
バコォォン!
吹き飛ばされた男は騒音と共にビルの壁にめり込んだ。
――あれじゃぁもう戦闘不能だろうな…
ともかく、これで人数は4人になった。
だけど既に龍が二人の男と対峙していた。
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