二回戦

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それからも話し合いが終わった丁度その頃、僕達の番になったようだ。 どうやら結構長い時間話していたみたいだ。 さっきは急いでいたのでトーナメント表を確認する暇がなかったのだけど、今見てみると結構な数のチームがある。 ――16チームか… 4回勝ち進めば優勝、ということになる。 「智明、早くいくぞ~」 「はいよ~」 龍さんに促され、先程と同じようにカプセルの中に入っていく。 ――そういえばチーム名…『ブレイカーズ』だったかな… 龍にしてはまともなネーミングセンスだな。とぼやいたところで真っ暗な世界の中、意識が途切れた。
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