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「お前ら堂々と遅刻とはいい度胸じゃないか」
「何をおっしゃいますか先生。いつもの事じゃないですか」
正門につくとすぐに先生があきれたといった感じの視線をこちらに送ってくる。
それに対して開き直ったかのように対応する龍。
ある意味尊敬するよ。
「はぁ…もういい、さっさと教室に向かえ…」
タメ息をつきながらも言い、今度はさっさと行け。という視線を送っていた。というか睨んでいた、と言ったほうが正しいかもしれない。
「なぁ智明、今度のゲーム大会出場登録したんだけど…大丈夫だよな?」
「うん、僕は大丈夫だけど…他の人達は大丈夫なの?」
「その辺は抜かりないぜ。バッチリだ」
実は近くのゲームセンターでとあるゲームの予選大会が行われる。
それで勝ち進んでいくと、本戦にいけるというものがあり、僕達はそれに出場することになっていた。
一つ不安なのは龍のネーミングセンスなんだよな…
チーム名だけは考えたほうが良かったかな…?
そんな事を思いながらも二人で教室の中に入った。
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