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これはそんな学校が舞台の物語
1 GWの転入生…
正直俺にそれだけの価値があるとは思はない、しかしジジイこと源十郎に頼まれたのだから、無下にも出来ない。
「はい、こっちが保健室で…って、聞いてますか!」
そんな俺の心中を無視してかなりハイなこの女、俺の担任になる「真理」先生、見た目からは想像もできないが、この人はジジイの孫でジジイに引けを取らない異能者だそうだ。
「それからここが食堂でね、あそこに見えるデカイ建物が体育館兼訓練場」
そんな感じで実はもう一時間近く学校の案内が行われている。
「なあ、もう寮に行って休みたいんだけど」
すると真理先生は急に涙目になり
「そんなに私といるのが嫌なの!」
面倒くさい人だ、しかし本当に泣き出しそう
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