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何のことかわからなかった、二人の間に妙な空気が蔓延する。
「それじゃ部屋に案内する前に、ルームメイトと対面」
そう言って寮の談話室に行くと、二人の男性がいた、片方は日本人だろう黒い髪が短く切りそろえられている。もう一人は、同じ日本人だろうが、黒く日焼けしてさらに髪は金髪、それも地毛の金髪だ。
その二人に真理先生は俺を紹介する。
「今日から転入の真琴君です、部屋はレオンと同じだから仲良くね」
すると金髪は右手を差し出し「レオンだ、よろしく」と言ってきた。「真琴よろしく」今度は黒髪に向かい「彼方君です」と紹介された。
「よろしく」
すると彼方は俺にナイフをチラつかせ殺気立っていった。
「なんか気に入らねえな、ちょっと表でろや」
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