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ミリアルド「この学園にはまだまだマスクファイターが居るのを知っているか?」
ハムを見ながら言うミリアルド先生。
グラハム「いや、知らないな…意外と居るんだな、マスクファイター…」
カタギリ「流行ってるのかな?」
グラハム「それはないだろwww」
カタギリ「だよねーwww」
流行ってるわけないよね!こんな物好きが好きそうな仮面なんて。
ミリアルド「私はマスクファイターを見つけては勝負を挑んできた男だ。グラハム先生、いずれ貴様とも勝負を挑どんでやる!」
不敵な笑みを浮かべながらグラハムに言う。
グラハム「フッ、私は今でも良いのだが?」
鼻で笑いながら言い返すグラハム。
ミリアルド「ほぅ、良い度胸だ…ならば…」
そう言うとマスクを被ろうとするミリアルド先生を僕は慌てて止めに入る。
カタギリ「駄目だよ2人とも、学園内では戦っちゃいけないんだよ!?やるならせめて校庭でやりなよ!」
グラハム「何と!?なら校庭で…」
言いかけている途中で授業開始のチャイムがなる。
ミリアルド「ちぃ、チャイムが鳴ってしまったか…勝負はお預けだな!」
マスクを被るのを止めると、グラハムに指を差しながら言う。
グラハム「そのようだな…だが私は逃げも隠れもしない、勝負したいのならいつでも受けてやるさ!」
ミリアルド「承知した!」
そう言うと教材を持って自分の担当する教室に向かった。
カタギリ「僕らも行こうか?」
グラハム「そうだな!」
僕達も教室に向かった。
あれ?そう言えばスアリー先生見てないなぁ…どうしたんだろ。
その頃スアリー先生は……
スアリー「私…道に迷ったの…?」
方向音痴なので、高等部の教室に行かなくてはいけないのに、中等部の廊下で迷っていた。
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