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俺が末弟を恐れてる
事を知ってる宏太。
俺の頭を抱き締め、
優しく撫でてきた。
「末弟なんか
怖くないよ…」
本当は俺よりも宏太が
末弟を恐れてる筈。
一番能力の高い
宏太だから…
『怖いんじゃない…』
少し強がって
宏太に縋(すが)る。
弟なんて思われたく
ないから………
「俺は…怖いよ。
末弟が一番……」
末弟がどれだけ
莫大な能力を
持ってるかなんて…
実際に会ってみないと
解らない事。
それに………
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