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『…なんで?』
「…別に」
雄也の隣に静かに座り、
羽を出したままの雄也の
背中に手を当てた。
『兄様達って本当に
馬鹿だよな…』
「ん、あっ////」
雄也は羽の付け根が
一番"感じる"。
付け根を激しく指で
擦れば、その度に
甘い声を漏らす。
「ちょっ、慧////」
『哀れな兄様達』
本当に馬鹿みたい。
只、普通の人間の
ように愛し合ってれば
いいのに。
無駄にDOLLSを
集めて…
『雄也』
「な、に////」
手を離せば、顔を
赤くしたまま雄也が
ベッドに倒れた
『俺達も……
愛し合わない?』
「…え?」
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