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「は?はっ?////
マジで意味解ん…」
『クスッ。嘘だよ』
ベッドから立ち上がり、
俺は徐にシャツを脱いだ。
『俺には兄様達みたいに
自分達のタトゥーを
見ながら出来ない』
雄也に背中の
タトゥーを見せる。
「慧…」
翠の茨が背中全体を
巡る俺の体。
こんな体………
「もうやめろよ」
俺がこれから言う事を
悟ったかのように
雄也は低く囁いた。
俺は、雄也を無視して
言葉を出した。
『どうせなら…雄也みたいに
小さなタトゥーが
よかったよ……』
もしかしたら、
愛し合う双子DOLLが
羨ましかったのかも…。
だから………
「慧、やめろ…」
『俺……』
「やめろッッ!!!!!!!!」
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