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「紅薔薇と碧薔薇の似顔絵
みたいなのは何回か
見た事あるけど…」
「翠茨と黒羽と紫薔薇は
全然無いよな」
「俺的に紫薔薇が
一番イケそう」
「あ!解る!一番
謎だしな!」
………下らない。
聞くんじゃなかった。
人間って本当に
下らない生き物(魂)。
こんな奴らから
逃げて、身を潜めてる
自分が恥ずかしい。
『…………』
俺は一度、物陰に
隠れてから羽を閉まった。
「おい、あいつ良くね?
ってかめっちゃ
好みだしっ/」
隠れる理由なんて
端から無い。
「スタイルいいし…
もしかしてFive Color
かもよ?」
疚(やま)しい事なんて
してないんだから。
「阿保かって!こんな所に
Five Colorが居る筈
ねーだろーが!」
「確かに」
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