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『はぁ……』
シャワーだけ浴び、
下だけ着替えて
光の隣に腰を下ろした。
「宏太?」
コーヒーが入ったカップを
机に置いた光が俺を
見つめてきた。
「その格好…」
背中が見えてる。
『ごめ、服、着て来るねっ』
「…誘ってんの?」
首にかけていたタオルを
取られ、抱き寄せられた。
「クスッ。裸に濡れた髪…
ズボンも脱がしていい?」
『…馬鹿』
光の胸を押して、
手にあったタオルを
奪い返す。
口を尖らせて捻くれる
光を無視して、
グチャグチャに髪を
拭いた。
『…………//』
光の馬鹿。
ついさっきまで…
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