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「知らないんですよね?
俺や慧や紫を集めた時の
事を…………」
確かに何も知らない。
だけど………
『流石に酷いよっ』
「兄様…………」
『確かに何も知らないっ!
だけど!俺らは兄弟だよ!?
なのに冷たいよっ………』
興奮した俺は
立ち上がり、雄也を
睨んだ。
「兄弟………?」
『そうだよっ………
人間の様な同じ血を分けた
くらいの絆は無いけど…
兄弟なんだよ?』
なんで兄弟が揃って
顔を合わせられないの?
合わせられない
理由なんて
いらないじゃん。
DOLLだって兄弟だよ…?
『意味解んないよ…』
只、皆と一緒に
居たいだけなのに…
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