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       「早く…キスしろ…」  柔らかい茨の先が、  舌を絡み取る…。  気持ち悪いっ………  「ほら…碧薔薇の兄様……   後何分持つかな…?」  紫の唇が、耳に当たる。  それと同時に、俺の口の  中にあった茨が、紫の  手によって抜かれた。  『あ…ん、ハァ//』  「キスしろ」  『ハァ、ハァ…/』  いつの間にか、  腕を抑えてた筈の  茨が無くなっていた。  『ん、ハァ…』  俺は、ゆっくり  腕を紫の首にまわした。  「クスッ。いい子」  もう…  なんでもいいや…  
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