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『そうだね~! まじ嬉しい♪ じゃあお休み!』 「うん、お休み」 そう言って電話を切った 「真由子ちゃんも 拓人と同じ学校に受かったのね… 真由子ちゃんには 本当に感謝してるわ…」 母さんが涙を浮かべて言った 進学が決まり安心した俺は お腹が空いてきた 「ねえ、俺腹減った~ 何かない?」 「ごめんね、 夜食になるものないの…」 母さんは冷蔵庫を見て言った 「じゃあ父さんが何か買ってくるよ」 父さんが車の鍵を出した 「え?良いの?父さん!」 「父さんもタバコ買いたいし、 車で行ってくるよ」 父さんが玄関に向かおうとしていた 「あなた、今凄い雪よ? 車は危ないかも…」 母さんが窓の外を見て言った _
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