Episode1

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「ちょっと髪を梳かしてくれる?」 「はい」 シンデレラは櫛を取り、継母の髪を梳かしました。 「今日、お城から舞踏会の招待状が届きました」 「そうですか。お気を付けて」 シンデレラは解っていました。自分は行けない事を。 「あなたは行けませんからね。そんな顔と服で、私達は見せる顔がありませんからね」 ピタッとシンデレラの手が止まりました。  
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