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泣き出した。
…が、そんなの関係ない。
むしろ、やりやすくなった。
俺はまた、いつも通りに無理矢理ヤった。
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―――――
「………」
女は無言。
ただ、ひたすらしゃくり上げている。
馬鹿か。
俺に逆らうからそうなるんだ。
自分の乱れた制服を直して、出ていこうとしたら、女がつぶやいた。
「…昔とは違うんだね」
なんのことか分からなかったから、シカトした。
本当は分かってたけど。
女は、小川えり。
俺が幼いときの―――。
分かったことは2つ。
今朝ヤったのが、えりの友達。
もうひとつは、何故か知らないが。
胸の、痛み。
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