決意

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後ろにしがみついている娘に言った。 娘はチラッと顔を出す。 「おはよう……ございましゅ」 「!!…… おはようございます!‐‐姫様!」 少年は満面の笑みで答えた。 (誰だっけこの子?見た事あるよような……) ピピピピピピピピピピピピ―… ―――――――――――― 瑠香は朝、早めに家を出た。不審者が登校時間を知っていれば、その時間に家を出ると鉢合わせになるからだ。 「よし!居ない。ルートも変えて行くか(ちょっと考え過ぎかな?)」 ・
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