10人が本棚に入れています
本棚に追加
後ろにしがみついている娘に言った。
娘はチラッと顔を出す。
「おはよう……ございましゅ」
「!!……
おはようございます!‐‐姫様!」
少年は満面の笑みで答えた。
(誰だっけこの子?見た事あるよような……)
ピピピピピピピピピピピピ―…
――――――――――――
瑠香は朝、早めに家を出た。不審者が登校時間を知っていれば、その時間に家を出ると鉢合わせになるからだ。
「よし!居ない。ルートも変えて行くか(ちょっと考え過ぎかな?)」
・
最初のコメントを投稿しよう!