12人が本棚に入れています
本棚に追加
吸血鬼は、恐らく普通の人間達に最も誤解されている魔物だ。
血を飲んで生きている。これはまあ間違ってはいない。血だけを飲んで生きている訳ではないが。
しかし、血を吸った相手を吸血鬼にするという尾ひれは一体どこからついたのか。そんなことになったら世の中の魔物は殆ど全て吸血鬼になってしまうではないか。
日光に当たると灰になる。だったらとうの昔に絶滅だ。
ニンニク、十字架、銀が苦手。だったらいいのにね。
取りあえず、九割方嘘の伝承ばかりだ。誰が考えたのか知らないが、どこまで吸血鬼を雑魚扱いするつもりなのか。
最初のコメントを投稿しよう!