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う…どうする…
「そんなには持ってません。」
そう言って肩を落として俯いた。
(26万のサングラスなんて…ブランド名だけでも教えて頂きたい…)
「これから仕事か?」
「あ、友達と待ち合わせで…」
「断れ。」
はい?
「着いて来い。」
そして背を向けて歩きだした。
え??
走って逃げられるか?
いや、捕まるだけだ。裏路地のごみ捨て場で、殴られ倒れ込む自分の姿が浮かんだ。
ぶつかった私が悪いけどどこに行くのですか?
仕方なく2メートルは距離を置いて付いていくことにした。
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