1205人が本棚に入れています
本棚に追加
/954ページ
「相変わらずだねぇ~。
なんか甘過ぎて吐きそうなんですけど?」
グレープフルーツジュースの氷をカラカラと回しながらゆかりが笑う。
ゆかりは、高一の時からの付き合い。
私にしてみればかなり長い。
高校の時から化粧をすれば可愛かったし、目立ってたけど、今はさらにあか抜けた。
今では通ってる大学内に親衛隊的なものがあるとかないとか。
今も昔も姉御肌のゆかりにはすっごく助けられてる。
雪弥さんとのキッカケをつくってくれたのもゆかり。
彼女がいなかったら、今の幸せな生活は確実にないと思う。
大切な私の親友。
「甘いかなぁ?
甘いってのはもっとこう……、
ハイあ~ん♪とかしたりするんじゃないの?」
最初のコメントを投稿しよう!