■□二文字□■

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「相変わらずだねぇ~。 なんか甘過ぎて吐きそうなんですけど?」 グレープフルーツジュースの氷をカラカラと回しながらゆかりが笑う。 ゆかりは、高一の時からの付き合い。 私にしてみればかなり長い。 高校の時から化粧をすれば可愛かったし、目立ってたけど、今はさらにあか抜けた。 今では通ってる大学内に親衛隊的なものがあるとかないとか。 今も昔も姉御肌のゆかりにはすっごく助けられてる。 雪弥さんとのキッカケをつくってくれたのもゆかり。 彼女がいなかったら、今の幸せな生活は確実にないと思う。 大切な私の親友。 「甘いかなぁ? 甘いってのはもっとこう……、 ハイあ~ん♪とかしたりするんじゃないの?」
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