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「でもさ、小松が同棲してるってだけでも想像つかないもん。
それも4年もだよ?
あの鉄仮面が!」
その声に視線を戻す。
「アハハ、すごい言われようだし。
雪弥さん、結構笑うんだよ?
今朝もよくわかんないとこで吹いてたし」
そう言うと、ゆかりはピッとストローの先で私を差し、目を見開いた。
「そう、それが想像つかない!
だってアイツ高校の時さ、いっつも眉間にシワ寄せて人生つまんない、みたいな顔してたじゃん」
「あ……、そうかも」
初めて会った頃を思い出して苦笑する。
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