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仕方なく再度瞼を上げ、舌打ちする。
「何でオマエがここにいるんや、不法侵入者」
「そりゃ不法侵入には間違いないですけどぉ、そんな小さいことを今更気にするような人間でもありませんしねぇ。というか、関係ないとすら思ってますよぉ?」
「そんなことはどうだっていいんだよ。何でここにいるんだって聞いてんや。つか、来るな。そして退け」
「嫌、ですよぉ」
悪戯っぽい笑顔を満面に浮かべ、離れるどころか、ぐっとさらに距離を縮めてきた。
というか、思いきり上に乗られている。
この状況の訳がわからない。
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