全ての始まり

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「おい!!タク!!」 ウルルは叫んだが、タクは動かない 素早く脈を確認する 「失神してるだけか…」 ウルルは安堵の息をもらした しかし何故倒れたのか… その時だった 「ウルル!!危ないっ!!」 なっちが叫んだ 後ろを見ると、箱が倒れかかっていた 「やべぇっ!!」 ウルルはタクを引っ張ってその場から離れた バンッ!! 箱が倒れた 叩き付けられた中に入っていた物が出て来た 黒く、丸いボールのような… それが何か識別するまでかなりの時間がかかった それは… 「ひっ…きゃあああぁぁぁぁっ!!!!」 なっちの悲鳴が空に響き渡った 「…か…さん…と…?」 中に入っていたのは ウルルの両親の 生首だった
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