33人が本棚に入れています
本棚に追加
「おい!!タク!!」
ウルルは叫んだが、タクは動かない
素早く脈を確認する
「失神してるだけか…」
ウルルは安堵の息をもらした
しかし何故倒れたのか…
その時だった
「ウルル!!危ないっ!!」
なっちが叫んだ
後ろを見ると、箱が倒れかかっていた
「やべぇっ!!」
ウルルはタクを引っ張ってその場から離れた
バンッ!!
箱が倒れた
叩き付けられた中に入っていた物が出て来た
黒く、丸いボールのような…
それが何か識別するまでかなりの時間がかかった
それは…
「ひっ…きゃあああぁぁぁぁっ!!!!」
なっちの悲鳴が空に響き渡った
「…か…さん…と…?」
中に入っていたのは
ウルルの両親の
生首だった
最初のコメントを投稿しよう!