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「――ハイ! やらせてください」
シェイドは屈託のない笑顔で即答した。グローとクリマは軽くため息をついて、シェイドに賛同するように、縦に顔を振る。
「おーっ! お前ならそう言ってくれると思ったぜ! バンダナ小僧!」
ダンはシェイド達の居る方へ出てきて、シェイドの頭をバシバシと叩きながら、嬉しそうに言う。
「アハハ……じゃあ、行きますか! 霊峰アルボル山へ!」
三人はダンに別れを告げギルドから出て山の入り口に向かう。
アルボル山の入り口は街と直結になっている。入り口辺りは街人達が色々手入れをしているようで、通りやすくなっている。
「これが……霊峰アルボル山か」
シェイドは山の頂を麓から見つめ、この霊峰の偉大さを改めて痛感しているようだ。
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