第1章 【苦労ばかりのギルド】

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「よー、お前ら!」 トオル:「ん?」 ユキ:「あっ、ワン・・・ワンコだ」 ワンコ:「ワンコじゃねえー!! 犬養武様だ!!! ユキ、お前は言い直そうとしてそのまま言い切るな!! せめて、直せ!」 ユキ:「ワンコ、ごめんなさい…えぐっえぐっ」 怒られたため、泣いてしまいました。 ワンコ:「謝る気があるなら、最初から……すいませんでした!!!」 と、言って、高速で土下座。 何故、謝って土下座をするかというと・・・ トオル:「おい、ワンコ」 後ろからトオルが、強烈な殺気を出しながら、剣を抜いたからである。 ワンコ:「はい・・・」 トオル:「ユキをイジメるつもりなら、切って、料理にして、燃やすぞ。」 武器を構えながら徐々に近づく。 ワンコ:「トオル様、すいませんでした!! どうか、それだけはやめて下さい!!」 トオル:「俺に許しを乞うなら、ユキに謝れ!!!!」 ワンコ:「ユキ様、すいませんでした!!!」 ユキ:「う、うん…いいよ、私も悪かったから……。 トオルも落ち着いて……(グスン)。」 トオル:「おう、分かった(泣いている顔も可愛い…)。」 ワンコ:「ユキ様、ありがとうございます!!」 と、そこへ・・・ 「何をしているんだ・・・」 「ヤッホー♪」 男女の二人組がやってきた。
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