第1章 【苦労ばかりのギルド】

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トオル:「ん? おお、ジンにミサキか。 ああ、ちょっとワンコが調子に乗るから殺そうかと思ってたところだ。」 ワンコ:「ちょっ、おま、それはヒデーよ!」 と、トオルにツッコんで・・・ ジン:「そうか、それはいいかもな。」 ワンコ:「ジン、ヒデー!!!」 ジンにもツッコむ ジン:「とりあえず、おはようだな。」 ワンコ:「おはようさん。」 トオル:「ああ。 ミサキもおはよう。」 ミサキ:「おはよう♪ ユキちゃん、ヤッホー♪」 ユキ:「ミサキちゃん、ヤッホー♪」 二人で仲良くハイタッチをして、クルクル回っている。 天の声『今来た彼は、鈴木仁(略して、ジン)。 みんなの、参謀役として結構慕われている。 そして、一緒に来た彼女は夢野三咲。 仲間のムードメーカーとして、場を盛り上げて楽しくする存在。』 ワンコ:「おい! 俺の紹介はないのか!!?」 空に向かって怒鳴る、噛ませ犬。 天の声『別にいいではあ~りませんか~♪』 ワンコ:「よくねぇ!!」 天の声『はぁ・・・分かりましたよ~・・・だり。 まあ、彼はワンコ。 ただの噛ませ犬です。』 ワンコ:「だり、とか言うな! 名前はワンコじゃねえ、犬養武様だ! 噛ませ犬にするな!」 『はいはい、分かりました。 彼は、犬養武(犬なんで、ワンコ)。 この中では、噛ませ犬として扱われるが結構人望があって、かなりの情報通である。』 トオル&ユキ&ジン&ミサキ:「・・・・・・」 皆は、冷たい目で彼を見守りながら、ドン引きする。
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