第1章 【苦労ばかりのギルド】

6/8
前へ
/11ページ
次へ
トオル:「カオリ、優しくする必要は無い。 元はワンコが悪い。」 カオリ:「タケシさん?」 ワンコ(タケシ):「・・・・・・。」 脂汗が出てくる。 カオリ:「本当なんですか?」 ワンコ(タケシ):「はい・・・。」 もっと出てくる。 カオリ:「何があったんですか?」 トオル:「ワンコがユキを泣かした。」 ワンコ:「・・・・・・Σ」 たくさん・・・出過ぎです。 カオリ:「タケシさん、最低です。 女性を泣かせるのはいけない事だと思います。」 ワンコ(タケシ):「すいませんでした・・・だけど、皆は俺の事をイジメるんだもん!」 カオリ:「皆さん?」 トオル達の方を見る。 ワンコ以外の皆:「ワンコ、嘘を付くな。」 ワンコ:「俺!?」 カオリ:「はぁ、この件は置いときましょう。」 トオル:「そうだな。 っと、皆揃ったな。」 皆:(コクッ) 頷く。 『一応、彼等は高校生である。 一つの学校毎に一つのギルドが作られている。』 トオル:「さてと、今日はどうする?」 ワンコ:「おし、サボ・・・」 ジン:(ギロッ!) ワンコ:「・・・らずに学校に行こう!」 トオル:「いっそ、サボろうぜ。」 ワンコ:「賛s・・・」 ユキ、ジン、カオリ、ミサキ:「反対。」 トオル:「別にいいだろ。 何も無えし。」 ユキ:「えっと、・・・あるよ。」 トオル、ワンコ:「・・・マジで?」 ユキ:「テスト発表が・・・って、二人とも?」 ユキが見た時には、トオルとワンコがジンとミサキに捕まっていた。 ユキ:「どうしたの?」 ジン:「この二人が脱走しようとした。」 ユキ「ト~オ~ル~?」 トオル:「はい・・・」 ユキ:「安心して♪」 トオル:「・・・・・・。」
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加