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「貴様ら……私に刃向かったらどうなるか分かっているのか?
私は貴様ら……いや生徒会の奴ら全員―――――」
「――――退学にする事が出来るってことでしょう?」
鍵はいつもの口調で奴に言った。
そう、もう俺達は逃げることを許されない。
ただ生徒会を守るために――――。
俺は足で地面を思い切り踏んづけた。
ドゴンと凄い音が体育館に響き渡った。
奴はかなり驚愕した表情をしている。
……威嚇はこれぐらいでいいだろう。
「……………本気かよ……。」
そんな事を言っている鍵を後目に俺は奴に人差し指を指し、冷淡な笑みを浮かべながら奴に言う。
「――――そんな事承知ですよ。でも………生徒会……そして皆は誰にも傷つけさせない!!」
生徒会は俺の………大切な場所……だから―――――。
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