神様への手紙

新たなスタート

　朝、2、3個の目覚ましが鳴り響いたと同時に目が覚めた。
重たい身体を起こしつつ時計を確認する、時計は午前7時を指している。
｢昨日は飲みすぎたな…｣
ガンガンする頭を持ち上げて布団から出る。
ようやく桜が見頃を迎えたというのにまだ冬の寒さが残っている。
｢段々おかしくなってるなぁ、地球。｣
小学生の頃はまだこの季節は暖かかったのに…と思いながら支度を始める。