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薄い意識の中で、お母さんが怒る声が聞こえる…
「コラ!剛!あんた何回起こしたと思ってるの、いい加減に起きなさい!」
腫れぼったい目をこすりながら、仕方なく僕は起きた
「お母さん…おはよぉ…」
「まったくあんたは、そろそろ自分で起きてくれるようになってくれなきゃ、お母さんも暇じゃないんだから!」
朝からお母さんは元気だなぁと思いながらも僕は布団から這い出ながら僕は訊いた
「お母さぁん。今日は何時に帰ってくるの?」
お母さんはフライパンを振りながら答える。
「今日は残業になるから10時過ぎ、ちゃんとお利口に待っててね」
そうか…また1人で留守番か。
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