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驚かした罰により、何故か財布に入っていたストローで花音の耳に息を吹き掛けてやった。 「あん…だめぇ…!!」 こいつは耳に息を吹き掛けられるとおかしくなるんだ。 地面に転がって変な声出して悶える花音に男子の目線が一斉に飛び交う。こいつの好感度を落とし、遂に私は邪魔者の嵐から解放されるに思われた。 「よぉシャイン、暇そうにしてんじゃねぇか!」 また来やがった!!どいつもこいつも邪魔くせぇ!! 今すぐここに核落とせ!! 「何だバカ茴。まだ生きてたのか」 「だからバカ貝みたいに言うのやめろ!!てかあっちにおもしれぇ奴いるぞ!!来てみろよ!!」 てめぇ勝手に引っ張って連れてくんじゃねぇ!! 全身にある骨をすべて折ってやろうか!! 教室のはしっこに連れてこられ、何か変なオーラの漂う人物発見。 「ほら、こいつがあの鬼畜女のシャインだぞ!!」 誰が鬼畜女だド変態クソ豚野郎。 「モッフォッフォ!初めまして、坊遑袁(ぼうこうえん)と申しまする。お見知りおきを」 あぁ、お前の名前は忘れようとしても忘れられねぇな。てかこのクラスには普通の奴はいねぇのか? 変人しかいねぇじゃねぇか。←お前もな
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