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「そうだ、今日キスしたっけ?」 「いや、まだだ」 ん?うおおおおおぉぉ!? これはデラックスなネタになる!! その後数秒間沈黙が続き(キスの長さと思われる)、筴が出てきた。 「じゃあねスピ……何でシャインがここに…!!」 「テラ入り辛かったから待っててやったんだ。感謝しやがれ」 「ということでじゃあね!!」 筴は顔を真っ赤にして普段のトロ臭さからは想像できないスピードで逃げるように帰っていった。 あの野郎逃げやがったか。 まぁ良い。むしろこいつの方が弄り甲斐がありそうだからな。 「よぉ!!さっき何やってたんだ!?確かキスとかいう単語が聞こえてきた気がするがな!!」 ククク…面白いことになりそうだ。 「あぁしたさ。何か文句でもあんのか?」 なああああああああああああ!? この野郎…清々しいほど潔く認めやがった!! こうくるとは予想ゲイだ!! 「そんなにしたけりゃお前もさっさと彼氏でもつくっとけハゲ」 …………こいつ…!! もしこいつが引き続きこの小説の主人公だったら、めっちゃつまんねぇ小説になってただろうな。
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