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朝、目が覚めると目の前にはいつも通りの光景が視界に飛び込む。
ああ、そういえば今日から新年か……。
今年もエロい一年になって欲しいなー！！
「速人ー？初詣行くって約束したでしょー？早く来なさいよー！」
外から聞き覚えのある声が。まさか。いや、どうせアイツだろう。
「アンタ正月でもそんな格好してんの？少しはお正月らしい格好しなさいよ」
「『明けましておめでとう』の前に悪口？」
今まで新年の挨拶よりも先に罵倒されたのなんて初めてなんだけど。
「ふふ、なんだか美雪さん、だらしない夫を諫める妻みたいですよ？」
「え、恵理！そんなんじゃないわよ！ほら、速人も否定しなさいよ！」
俺と、美雪が夫婦……？するとアレか。俺が帰宅したら裸にエプロン一枚の美雪が待っててくれたり？
「……やっぱり胸のメリハリがなぁ……」
「アンタを今ここで冷たい地べたに這いずりましてあげようかしら？」
うおっと。逆鱗に触れちまったぜ。
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