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松田『それにしてもさ~。ユウ君と司朗君は似てないよね。』
レオンがポロリと呟いた。
銀泉『そうか?』
松田『うん。外見や雰囲気、性格とかとか…。唯一似てるの髪の毛の色だけじゃない?』
筒井『う~ん。言われてみれば…』
カズ『性格が真逆だもんな。聞かん坊のギン君、落ち着いたユウ君。誰に似たのかな。』
カズがニコッとしながら聞いてきた。
銀泉『あ…多分、俺がお袋似だわ。お袋はすぐ怒るからな~。口より手が先に出るし。』
薫『確かに早紀おばさんにそっくりだね。ユウ君はお父さん似かな?』
結紀『僕がパパに似てるの?』
薫『優しくて静かなところがそっくりよ。』
笑顔でユウに言う薫。
それに笑顔で頷くユウ。
カズ『ていうか、お父さんお母さんを親父とかお袋って呼ぶとか…ギン君渋いね。』
松田『実はオッサンってか?(笑)』
妙なことにツッコミを入れてきたカズにレオンが乗る。
銀泉『うるせー!俺はオッサンじゃねぇ!まだピチピチの11歳だぞ!!』
カズ『11歳の口から出る台詞じゃない。(笑)』
松田『ククク…。ベリーベリーfunnyだね♪』
銀泉『なに!?ブルーベリーハニー?!』
松田『とってもユーモラスだねってことさ。オッサン。(笑)』
銀泉『コノヤロォー!許さん!もう許さん!!』
松田『ハハハ!HeyCome on!!』
カズ『ちょ…待って!!なんで僕まで!?』
銀泉『貴様らには…地獄すら生温い!!北斗百烈拳!!アタタタタタタタタタタタタタタ!!!』
カズ『ギャアアアアア!!イテェェ!!』
松田『イタタタタタタタタ!!』
百烈拳をカズとレオンに容赦なく浴びせる俺。
結紀『ちょ…止めてよお兄ちゃん!!暴力はいけないよぉ!』
薫『まったく…性格が正反対だね。あの二人。』
筒井『ごもっともです。』
薫の一言に深々と頷くツツ。
俺はそんな二人を尻目に、ギブアップするまでカズとレオンに百烈拳を叩き込んだ。
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