第一章 再始動

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信「まあそう気を落とさないで。新入部員は今のところ一人来てるから」 健吾「ホントですか?」 信「ま、女の子だけどね」 女かよ… 信「ほら、今あそこ走ってる子だよ」 先輩が指差す方を向いた… トラックのコーナーを曲がってこっちに走ってきていた。 …一瞬時が止まったような感覚になった。 あまりにも綺麗なフォーム、そして後ろに靡かせてる茶色い長い髪。 自分の心臓の音が聞こえる… 数秒してわかった人生初の体験。 一目惚れだ。
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