チキンボーイ

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「嗚呼……こんなに時が過ぎるのを遅いと感じたことはないだろう。緊張しすぎて頭がフリーズしそうだ」 新設したばかりの薄ピンクの校舎の中央の広場で僕は極度の緊張からかゆでだこみたいに赤くなっている。 これから僕はひとめぼれした人に告白をする。
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