―疾風の雷光―

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代々とか言ってよな、疾風の雷光は俺で二代目なんだか。 その前にもいたのかな? 「全身真っ黄色の奴がそうそう居るとは思えないんだが」 そんな事を言ってたら、キッチンアイルーが夕飯出来たよ、の合図をしに来てくれた。 「あいよ~今行く~」 腹へった。 今日のメニューは何かな! はぁ毎日それが楽しみだぜ。 やっぱ野菜なのかな、まぁ文句は言わねぇよ、うまいからな。 「アイルー、邪魔すんぜ~」 小さなキッチンに大人一人分が使えるテーブル。 「今日は肉があるニャ!!」 「お!!まじか!」 「ニャ!珍しく肉が安く手に入ったニャ!」 そしてテーブルに食料が並べられる。 「うっひょ~!うまそうだな~!いただきまーす!」 「どうぞニャ!」 俺は飯にがっついた。 う・・・うめぇ・・・。 「うめぇよ!」 「良かったニャ!」 晩飯を食った俺は寝室に移動した。
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