―憧れ―

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――――――――――――――― 「でよ~、ドスランの奴がさ~・・・」 「ニャハハハハ」 会話しながら待つこと数十分、昼飯が完成したらしい。 「うは~今日は野菜たっぷりだな!いただきます!!」 昨日は肉を食べたからな。 当分は肉ぬきだな。 「うめ~!」 「良かったニャ!」 俺のキッチンアイルーは特別。 真っ黄色だっ!ガッハハハハハ! それだけじゃない。 キッチン全てが真っ黄色、まさに雷光。 こいつに出会うのにはかなりの時間がかかった。 「なにボーっとしてるのニャ?」 「ん、あぁ、すまない、ごちそうさま、うまかったよ」 「んニャ!」 こいつとは、かれこれ数年は一緒だ。 最初、名前を付けるのが面倒くさかったからそのままのアイルーなんだ。
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