―疾風の雷光―

7/9

742人が本棚に入れています
本棚に追加
/370ページ
だが方向音痴で雪山って・・・そんな事あるのか? 全く自分で驚きだ! うし、帰っか。 俺の村は、狩界の中でも小さい方で、主に、農業が盛んだ。 そのせいで、肉はあまり食えず、野菜ばかり・・・まぁ嫌いでは無いから食うんだけどね。 まぁそんな説明は無しよっ。 帰ろう。 村についた。 さっきのごたごたの説明を言ってる間に村についちまったようだ。 村の外から、俺の村の看板がよく見える。 “ようこそラッカ村へ” 入ってすぐ右に農場がある。 白いヒゲをはやし、腰を曲げ作業を行っている村人が俺に気づきこう叫んできた。 「お!疾風の雷光が帰ってきたぞ!」 村人が集まってきた。 「シン!また迷ったんだって~!?疾風の雷光が聞いてあきれるぜっ!疾風の雷光はな~代々最強と・・・・・・」 「うるさい、俺はそんなあだなつけろ何て言った覚えはない」 「・・・ったくお前は・・・疾風の雷光と言われてんだ、少しは誇りに思えよ!」 「はぁ・・・はいはい」 俺は適当に受け流し家に帰る。
/370ページ

最初のコメントを投稿しよう!

742人が本棚に入れています
本棚に追加