実験。おでん招集

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キョン「…だからテメェは都合がいいなって言ってんだよ」 情報(…聞け。我の中に様々な派閥があるのは知っているだろう) キョン「…ああ」 情報《我の派閥には様々な考えがある。 我は娘達を護りたい。 我はアイツ等を利用したい。 我は進化をしたい。 我は暴れたい。 我は何も動かしたくない。 我は全てが欲しい。 我は全てがいらない》 キョン「…酷い多重人格者だ」 情報《我はそうなのだ。 今となっては娘達に影響されて、娘達を護りたい。 しかし、違う『派閥』の我はアイツ等などどうでもいい。 しかし今の我は護りたい》 キョン「結局どっちなんだテメェは」 情報《護りたいさ、そして護らないと必ず後悔する事も分かってる。 しかし他の『派閥』が邪魔をする。 …今頃、やっと護りたいと思えたのに、護るだけの力があるのに、この我自身がそれの邪魔をする…。 貴様にこの気持ちが解るか?》 キョン「…チッ、要領が得ねぇな。要するにテメェは、 『今までどうでもよかったけど、最近護りたくなりました。けど結局私は護る事が出来ません。どうすれば良いでしょうか?』って言ってんのか?」 情報(乱暴な要約だ) キョン「でも合ってんだろ?」 情報《…まあな、 …そこでお願いがある》 キョン「…何だよ」 情報(…娘達と、これからも仲良くしてやってくれ)
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