プロローグ

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因みに前まで住んでた所の土地守は俺の家。 つまりは俺だったんだ。 引っ越して来た理由は父ちゃんの仕事のため。 なぜだか父ちゃんには爪牙の血が出なかったから父ちゃんは普通のサラリーマン。 母ちゃんは…… 母ちゃんは俺を幻魔から守ろうとして俺が小2の時に他界。 ばっちゃんは寿命で小6の卒業間近に。 つまり今は5月だから二月前に他界。 母ちゃんはともかく、ばっちゃんも爪牙だったけど今はいない。 だからじっちゃんが「土地守がいなくなる訳にはいかない。」って言って向こうにのこってる。 ほんとは俺も向こうに残って父ちゃんの単身赴任が良かったんだろうけどな……… でも何故か俺も来る事になってな。 因みにここの土地守はあの身長は俺と同じぐらいでポッチャリしてる、 さっき食肉変化や地属性の界術を使った斉藤とか言うあいつ。 食肉目ってのは犬とか猫とかのあの辺りの動物の事だな。 あ、 因みに俺は樹属性で霊長変化。 霊長目ってのは早い話は猿の事な。
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