感情を失くした子

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類side 「愛智、おはよう。」 俺の言葉に愛智はこくっと頷いた。俺の言葉に反応してくれるのが嬉しい。 「類、よろしくな。」 怜也さんの言葉に頷き、俺は愛智を席に座らせた。 「具合悪くなったらすぐに言えよ?」 愛智は頷いた。圭人も言っていたが、最近体力がどんどんなくなっていっているらしい。 「…る…ぃ…」 俺は隣を見た。愛智がきつそうにしている。今しゃべったのは、愛智なのか? 「大丈夫か?保健室行こうか。」 俺は先生に保健室に行くと言い、愛智を連れて行った。
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