感情を失くした子

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「喋れるようになったって本当か?!」 馨哉たちは急いで駆けつけてきた。 「よかったな、愛智」 唯は嬉しそうな顔で愛智の頭を撫でた。 しばらくして、母さんと姉さんも来た。 「…愛智ちゃん」 母さんは愛智をぎゅっと抱きしめた。 「もう、絶対にあんな目にはあわせないからね」 姉さんが力強く言うと、愛智はありがとうと言った。
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